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歯科衛生士の働き方~扶養の範囲を超えるとどうなるの?

By in 転職希望歯科衛生士 on 2017/06/10

科衛生士は、結婚や妊娠を期に退職をしても、比較的復帰がしやすい職業と言えます。独身時代に歯科衛生士として働いていて、子育てなども一段落したところで、仕事復帰を考えている歯科衛生士の方も多いのではないでしょうか。
一般的なサラリーマンの奥さんが歯科衛生士として仕事復帰する場合、考えなくてはならないのが、「扶養」です。
夫の扶養になることで、配偶者控除を受けることができるので、夫の所得税や住民税など、税金の負担が軽くなります。
夫の控除対象配偶者として認められるためには

・納税者本人と生計を共にしていること
・給与やパート収入の場合、年間の所得合計が38万円以下であること
・他の親族の扶養親族になっていないこと

などの条件があります。
とここで気になるのが、年間の所得合計ではないでしょうか。
38万円となっていますが、扶養の範囲で働く際には、103万円を超えなければいいのでは?
130万円という数字も聞いたことがあるけれど。
など、いったいどれが自分に関係する数字なのか、違いもよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

・基本的に扶養の範囲には2つの壁がある

夫の社保に扶養親族として加入し、扶養の範囲内で歯科衛生士として働く場合には、2つの壁の違いについて知っておかなければなりません。
扶養の範囲で働く際には

・税金面・・・103万円の壁
・社保の面・・・130万円の壁

があります。

税金面の103万円の壁は、配偶者控除のことです。配偶者控除の対象になるためには、年間の合計所得が38万円以下の人となっていました。
38万円と103万円。
どうしてこんなにも金額に違いがあるのか?についてですが、38万円は所得で103万円は収入となります。収入から給与取得控除の65万円を差し引いたものが所得となるので、

所得38万円+給与取得控除65万円=収入103万円

となります。

社保の面の130万円の壁は、社保に加入しているサラリーマンの妻は年収130万円以下であれば、健康保険の被扶養者になることができ、第3号被保険者となるので国保の国民年金の保険料を納める必要がなくなります。

・扶養の範囲を超えるとどうなるの?

まず収入が103万円を超えてしまう場合には、配偶者控除がなくなります。
ただし、103万円を超えても141万円以下であれば、配偶者特別控除があるので、収入が増えた分以上に、控除が減ることはありません。
ですから、働いても損ということにはならないのです。

次に130万円を超えてしまった場合には、夫の社保ではなく、自分で社保や国保などの健康保険に加入し、厚生年金や国民年金にも加入する必要があります。
社保や国保の保険料も負担しなければならなくなります。こうなると手取りなどにも違いが出て来るので、負担が増えたと感じる場合もあるでしょう。

扶養の範囲を超えて収入がある場合には、夫が勤務している会社で再年末調整があれば、年末調整の出し直しをすればいいのですが、再年末調整がない場合には、夫が確定申告で確定申告をしなければなりません。扶養親族に収入がある場合には、本人ではなく夫が確定申告を行う必要があります。

もし何の手続きもなく、放置してしまっていると、税務署から追納を求められてしまいます。
夫の会社経由で追納を求められることになるので、会社によっては夫の立場上あまりよくない場合もあるでしょう。また追納になった場合には金利も高くなってしまうので、早めに手続きを行なっておきましょう。

・夫の社保から脱退する場合

130万円の収入を超えてしまうと、夫の社保に扶養親族として加入し続けることはできません。
ですから自分で、社保や国保などに加入して保険料を支払う必要が出て来るのですが、この場合、年収が130万円から150万円程度になると、手取り額は減少してしまうことから、この間の年収になるのであれば、あえて130万円未満に年収を抑えておく方がお得になるという考え方もあります。
歯科医院で歯科衛生士として勤務する際に、パートやアルバイトという勤務形態になるのであれば、時給や勤務日数、勤務時間などによって調整をかけてくれる歯科医院も多くあるので、相談するのもよいでしょう。

歯科衛生士は比較的時給も高くパートやアルバイトでも、ある程度のシフトをこなすことで簡単に夫の扶養の範囲を超える収入になってしまうことも多くあります。
ですから、103万円の壁と130万円の壁の違いや扶養を外れて国保などに加入した場合に、どのくらいの負担になるのかなどしっかりと押さえて、仕事復帰を考えましょう。

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