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歯科衛生士は転職回数が多いと就職活動に不利になる?

投稿者: カテゴリー: 転職希望歯科衛生士 オン 2020/05/29

歯科衛生士は転職回数が多い職種で、逆に10年以上同じ歯科クリニックで働き続けているケースは珍しい方です。圧倒的に女性が多く、結婚や出産などを機に退職する方が多いこと、専門職のため、有効求人倍率が高く、仕事が見つけやすいこと、また、少人数の歯科クリニックが多く、人間関係が悪化すると仕事を続けにくいことなどが理由に挙げられます。歯科衛生士は常に人手不足の状態のため、就職には有利ですが、「転職回数は影響しないのか?」について解説します。

 

歯科衛生士の転職回数の平均は?

日本歯科衛生士会が発表した平成27年の勤務実態調査報告書によれば、正社員やパートの形態を問わず、集計した全体の約4分の3の方が転職経験者でした。職場別に見ると、歯科クリニックの正社員は約6割と平均より下がります。大学病院を含む病院は6割以下と、さらに割合が低くなります。歯科クリニックよりスタッフが多い病院の方が、多少辞める方が少ないようです。約8割ともっとも割合が高いのは教育機関で、国家試験に合格した後、歯科クリニックなどの現場で臨床経験を積んだ経験を基に、教員として職場復帰しているためと考えられます。

 

回数より頻度を見られる

転職回数が多いと、履歴書の職歴欄も増えるため、書類選考などの場合に不利ではないかと気になりがちです。ただ、回数以上に重要なことは頻度で、一つの職場に何年くらい勤めていたのかを注視され、歯科衛生士の経験年数も評価の対象になります。例えば歯科衛生士の経験10年のAさんと、経験3年のBさんの場合、仮にAさんが3回職場を変わっていても、一つの職場は3年以上勤めた経験があります。Bさんが2回職場を変わっていれば、一つの職場を2年足らずで辞めたことになります。回数だけをみればAさんが不利ですが、頻度で見るとBさんの方が不利になる可能性が高いです。

 

転職回数が多いときの自己PRの仕方

歯科衛生士は2~3回転職したという方は多いですが、4回を超えると少し多いと思われないかと不安になるかもしれません。その場合は就職活動で履歴書の書き方や、自己PRの仕方を工夫します。履歴書の志望動機や特技の欄に、これまでの経験で得たことを記載しましょう。例えば患者さんの顔と名前を覚えるのが得意とか、子どもの患者さんの対応を褒められたなど。面接では過去の退職理由と志望動機を整理し、前回は〇〇のために長く勤められなかったが、今回は〇〇のため、短期間に離職する可能性は低い、採用されればぜひ長く勤めたいという意思をしっかり伝え、自己PRしてください。

 

自分なりの努力をしたけれど、どうしても退職するしかない場合もあります。歯科衛生士の就職活動では、過去の転職回数を気にするより、これからの採用先でしっかり働く意思を伝えるように努めましょう。

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